事務所ニュース 238
2011.10.1
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暑い夏も何とか乗り越えました(事務所職員近況報告です)

 26年使っている懐中時計がこの暑さにバテてしまったのかついに壊れてしまった。時計店に持って行ったら1店目は「古いので部品はもう作っていません。うちでは無理です」。2店目は「修理できると思いますが、部品をつくらなければいけないので、相当かかります」とのこと。
 この時計は、両親が金婚式の記念にあつらえたもの。何とか修理と思ったが今は修理するより新製品を購入したほうが安く手っ取り早いことを改めて思い知らされた。
 そこで、ほとんど行くことのない「デパート」を何軒か覗いてみることにした。ファッション時計、実用時計、装飾時計、実に様々な時計が並べられているが懐中時計はほとんど見当たらない。
 あるブランドメーカーの店員「懐中手計はお取り寄せ品になります」とカタログを持ってきた。
 値段が表示されていないので一つの懐中時計を指差し「これは幾らするのですか」。店員、怪訝な顔してカタログの値段表を調べていた「3,500,000円です」。
 怪訝な顔を押していた理由が呑み込めた。Tシャツにジーパン、サンダル履きのおっさんに買えるわけ無いだろうと、いうことだったのだろう。
 父が亡くなって15年たつ。古時計は父の形見と思い、このままとっておこうと思う。いつか修理することができるかもしれない。
 既に9月も中旬を過ぎたにもかかわらず、公園に行くとまだ蝉の声がかしましい日々です。今夏の暑さもひとしおでしたが、被災地の方々はもっともっと大変だろうと思います。
 それにしても、遅々として進まない震災対策、原発対策にやきもきする毎日です。毎日の国会運営などのニュースに腹が立ち、ことのほかビールの消費が増えたこの夏でした。
 暑い中での避難所生活や蒸し風呂のような仮設住宅での生活に思いをはせると、うっすら涙目になる自分がいます。少しでも快適になるような避難生活が送れるようにすることは政治の責任です。
 一日も早い復旧・復興を願うばかりです。
 復興財源といえば、日本の財界・大企業は財源に消費税の増税を充てることを求めていますが、欧米諸国の大富豪は財政危機に「富裕層への増税」を提案しています。
 月々のお小遣いを1500万円も貰いながら贈与税の申告も国会で問題になってから期限後申告したどこかの元総理大臣や大企業のトップにつめの垢でも煎じて飲ませたいものです。
 名古屋へ行ってみました。
 目的は「モーニング喫茶」と「プラネタリウム観賞」!!
 名古屋といえばモーニング! 新幹線始発に乗り8時過ぎにはお目当ての喫茶店へ(コーヒー、小倉トースト、茹で卵、柿の種付きで420円!!)。ゆったりと朝食を済ませ、今年3月にリニューアルした名古屋市博物館の世界最大級のプラネタリウムへ。
 チケットを購入するのに炎天下の中3時間待ち。「こんなに並んで期待外れだったらどうしよう」と不安でしたが、映画館とは比べ物にならない巨大スクリーン、6台のプロジェクターを組み合わせてリアルな宇宙空間の再現、独立したリクライニングシート(左右前後に動く)で臨場感たっぷりの40分間はあっという間に過ぎてしまいました。
 想像以上に感動した名古屋の1日でした。
 今年高校に入学した長男の、夏休みの宿題に付き合ってきました。
 小学生の頃から毎年恒例になっている『大学の先生と遊ぼう理科教室』でおなじみになっている、八王子にある大学に行ってきました。
 大学では、鳥人間の飛行機を実際に作っているのを見せてもらったり、ロボットを操作させてもらったり。自分にもこんなチャンスがあったらと思ったりしました。でも、そこで思い出したのですが、知人で60歳を超えてから、また大学生となって若者と一緒に勉強をしている方が居ます。今からでは間に合わない、というのは自分に対する言い訳なのかな。
 これからも一歩でも前進できるように、努力を続けたいと改めて思いました。 
 週末、友達四人で河口湖のコテージに泊まってきました。屋根付きBBQ施設、清潔な室内、露天風呂、と軽めのアウトドア派にはぴったり。面白かったのが買い出しで使った電動自転車です。驚くほどのパワーで、踏み込んだ瞬間、身体が前のめりになるほど加速します。通勤用に一台欲しくなりました。(笑)
 翌日は民話でお馴染みの「かちかち山」へ。雲が多く富士山は拝めませんでしたが、かの有名な樹海と美しい自然を満喫しました。そして最後は山梨名物の『ほうとう』。昔、ほうとうが主食だった地元の人達は、お米が食べられるようにと頑張ったそうです。今では土地の名物ですが、当時の思いを知り考えさせられました。
 良い思い出となりました。
 通勤時間の長さにとうとう音を挙げ、引越す決意を固めました。しかし、住みたいと思える物件にめぐり合うのはなかなか難しく、どこら辺で妥協するのか頭を悩ませています。
 自治体によって医療、保健、福祉などの社会保障給付や負担が大きく違うことを改めて実感し、また、治安や買い物などの利便性まで考えだすともうキリがありません。
 「住めば都」とは言いますが、家庭も、仕事も充実した生活を送りたいと願い、面倒臭がらずもう少し、お部屋探しを続けたいと思っています
 富士宮市にある朝霧高原のキャンプ場で義姉家族と共にキャンプ生活を経験しました。
大人が4人、子どもが4人。
 子どもたちにとっては生まれて初めてのキャンプ。バーベキュー、水遊び、探検ごっこと普段の生活ではできないことに大はしゃぎです。水はどこまでも冷たく、夜は昼の暑さもどこへやら、朝方にかけては寒いくらいでしたが子供たちはすやすやとよく眠り、朝の目覚めも元気良く、自分たちで朝食の準備をするなど食欲旺盛です。
 子供たちにとって良い経験になったのではと思っています。

 すでに9月の後半に入ったというのにまだまだ暑い日が続く今年の夏。
 思い返せば、去る6月24日、埼玉県熊谷市で39.8℃となるなど、多くの地点で猛暑日を観測した頃に始まり、震災後の計画停電を受け、各所で空調の温度設定を上げる措置がとられ、暑さに拍車をかけたように思います。
 そんな中、嬉しかった事が一つありました。
 それは、2年前に引っ越し祝いでもらったガジュマルの木の話です。
 もらった時はきちんと葉をつけていましたが、見る見る葉が落ちあっという間に悲しい姿になり、水やりのタイミングを変えたり、土を変えたりしましたが一向に良くならず、困り果てていました。そのガジュマルの木が、今年は小さな葉を次々つけ始め、その葉が茂り、今では気根(枝から垂れ下がヒゲのようなもの)まで生やし始めました。
 人間の方は夏バテで大変でしたが、南国の植物は猛暑を喜んでいるようでした。

 私も間もなく84歳の誕生日を迎えます。
 人間、得てして自分の事となると分別出来ない事が多いようで、このところ想定外の老化の進行に、惑わされ続けています。
 先週、運転免許証の更新で、「高齢者講習予備検査」と言うのを受けてきました。その一つが認知症の検査です。画用紙1枚に4種類の絵が描いてあるのを4枚、計16種の絵を見せて、そのすぐ後、今見せた物の名前を答案用紙に書きなさいと言うのです。最後に見た4種の絵はサッと書けたのですが、その後が続かない。脳味噌を絞り出してやっとの思いで7ツまで書いたところで時間切れ。参りましたね。ここまで記憶力が減退したとは想定外で、これは悲惨だと思っていたところ、次頁の答案用紙には「花の名前は?」「乗物の名前は?」という具合にヒントを示してあるのです。そうすると不思議な事に15個までサラサラと書け、一応テストは合格したのですが、後で正解を見せられて何たることかと思ったのは、一つだけ思い出せなかったのが、実は自分の干支のウサギだったと言う事でした。老化現象は想定内ですが、こんなにチグハグに進行すると言う事を思い知らされたのは全く想定外でした。




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