前代表社員長崎真人自分史
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第四部】第七話 旅行記の続き(1011)
 
 
人懐っこく優しいベトナムの人々
 長いフランスの植民地支配、第二次世界大戦中には日本軍進駐の数年をはさみ、戦後、再侵入したフランス、続くアメリカとの戦い、名だたる超帝国主義の侵略と戦って、幾多の犠牲に耐えて勝利し、ついに民族の独立を勝ち取った。
 この国の人々の、優しく人懐っこい笑顔は、そんな歴史を感じさせず、不思議なほどの明るさに満ちていた。