前代表社員長崎真人自分史
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第一部】第六話「学芸会の主役に初恋?そして失恋!初めて知る階級の差/血に彩られた日本語教育の始まり」(
 
 学芸会が終わった後も2回ほど懲りもせず訪ねましたが、彼女に会えたのは最初の1回だけで、お屋敷の中からは最早何の反応もありませんでした。

 当時は、完全な男女別学で、クラス分けは勿論、教室も広いグランドの向こうとこっちに分かれていて、女の子と一緒になる機会は、学芸会を共演する時以外にはありませんでした。それが当然の事とされていた時代ですから、この事は、間もなく私の意識からも消え去りました。ただ高いコンクリートの塀と頑丈な鉄の門扉の印象だけが記憶に残りました。

 
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