前代表社員長崎真人自分史
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第二部】第六話 「君は共産党員ではないか」にビックリ()
 
青年共産同盟の班を結成 組織拡大に励む
 入党後の私の活動のエネルギーは、先輩の二人をはるかに凌駕していて、こんな密やかなやり方ではとても満足できませんでした。党を名乗るのがまずいのなら、青年共産同盟を作ろう。青共なら公然化しても良いだろうと二人を説得し、一人で青共の班作りに乗り出しました。
 労働組合の青年部長に選ばれていた立場を利用して、私はこれと思う青年に眼をつけて勧誘し次々に加盟させました。しかし何しろ一人一人夜誘い出して説得するのですから、そう思うように成果は上がりませんでした。
 
サークル活動まさに満開
 間もなく他の試験場から、戦前の活動の経験があると言う中年の同志が転勤してきました。この同志は実に老練で多彩な才能の持ち主でした。この人の指導で職場に様々な文化サークルを作ることになりました。人形劇、演劇、コーラス、社交ダンス等々。私は、それらのすべてのサークルの中心になって動き回りました。文化的なものに飢えていた時代でもありましたし、夫々の好みに合ったサークルを薦めた事もあって、やがて試験地内の殆どの青年男女がいずれかのサークルに組織されるに至りました。