前代表社員長崎真人自分史
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第三部】第四話 史上空前・国電ストの第一線に()
 
住宅街をローラー作戦でバンフ売り
 権力者のでっち上げ陰謀事件は、歴史上幾度も繰返されている。ナチスが政権に就く前夜の「国会放火事件」、日本の関東軍が満州侵略の口実にした「張作霖爆死事件」、共産党弾圧のためでっち上げた戦前の「大森ギャング事件」、戦後アメリカのマッカーシー旋風下での「原爆スパイ事件」等々枚挙に暇ない。  
 いずれも「反共は戦争の前夜」と言う言葉が当てはまる。国民を洗脳し離反させ、民主・革新勢力に打撃を与えておいて、戦争への道を暴走する。
いずれの事件も、真相は特殊機関が、巧妙に計画的に仕組んだ謀略事件だと言う事が今では証明されている。
 
 どんなに巧みに仕組んだ事件も、必ず真実が明らかになる時が来る。「真実は必ず勝つ」。だが、そのための戦いには、長い歳月と大変な労力が必要となる。
 この当時、「中野・三鷹事件の真相」等、何種類かの真相を訴えるパンフレットが出された。いずれも1冊10円だった。中野電車区を抱える中野地区委員会では、総動員で住宅街に1軒1軒パンフを普及して歩いた。