前代表社員長崎真人自分史
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第四部】第六話 型破りな事務所経営(10111213)
 
第六話
 私の税理士事務所運営の方針は、色々な面で、世間一般の税理士事務所の常識とは違っていた。顧問先の中小企業の経営者・従業員と、人間的な裸のお付き合いをしたいと、その結びつきを強める上で有益だと思われる事は何でも取り上げ、多彩な活動を展開した。
 年1度の研修会と賑やかな新年会は恒例の行事。2−3年毎の1泊研修旅行。ほぼ5年に1度催した事務所設立記念祝賀会と、それに合わせた海外旅行が、主な行事で、その支えが顧問先の組織「長崎事務所同友会」だった。
 
長崎事務所同友会設立総会
 1978年12月、4回の準備会を重ねた上、同友会設立総会が開催された。参加者30名。会長・副会長はじめ5人の世話人を選出。早速、翌年の総会は、箱根に一泊して開く事など盛り沢山な企画が決定された。